表現アートを学んだわけ

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私が小学生のとき、トリイ・ヘイデン、斉藤学信田さよ子さんの本に

大きく影響を受け、人間がどのように育ち、そのような人生を歩むのかに

興味を持ちました。


進学を考えていたとき、医療系の大学院で、赤ちゃんの育て方の研究を

しているところがあり、医学系への進学を決めました。

自殺防止への取り組みにも興味がありました。


大学は病気で中退しましたが、心の病を抱えた方への気持ちは変わらないままでした。

斉藤学さん自助グループで絵も描かせていただきましたし、

斉藤先生のところで精神医学を学びたいという思いをずっといだいていました。


それと同時に、子供の頃親しんでいた絵を使って、

その方面で役に立てないかを考えていました。

そこで知ったのが、斉藤先生のところでアートセラピーをしていた

小野京子さんです。しかし小野京子さんの講習に通うには地理的に無理でした。


その後和みアートで資格を取り、パステルの講師を3年間行いました。

そのなかで、描くこと自体が癒やしになるのだろうか、

私になにができるのだろうかという葛藤は常にありました。


やっと九州で小野京子さんが学んだナタリーロジャーズの表現アートを

学べる機会をキルトラボさんからいただき、現在に至ります。


表現アートについて学ぶうちに、表現者、描く人としての自分が

解放されたのを感じますし、単純にワークも楽しかった。


和アートのような描くこと自体が癒やしになるやり方、

表現アートのように過程から気づくことで癒やしに留まらない

セラピーになるやり方などの違いを知り、

今までの和みアートの活動も、やってよかったと思えるようになりました。

 

うさんくさい、何か意味あるの?そんな方も、何か感じて、

楽しんでいただけるそれが表現アートだと思っています。


これから、いろんな方に出会っていけるのを楽しみにしています。