講座修了のインタビューを受けて･･･。
なりたい私を発見した絵
優しさ、柔らかさだけじゃない！
力強い自信と輝きがほしい！
先日、キルトラボさんの統合的アートセラピーファシリテーター講座を
終えてのインタビューを受けました。
講座を約１年半受けて、変わったことは色々ありますが、
一つは、今までやってきた和みアートを肯定できたこと。
（講座の一環で読んだ本や理論の講義、そのレポートなどで変わりました）
数年前、絵をどうにかして役立つものに、と、当時流行り始めたアートセラピーで
手軽な和みアートに手を出しましたが、自分自身は描きなれているので
絵の達成感を味わえず、これを提供していていいのか･･･と疑問をもっていました。
しかし、この講座でアートセラピーには色々な種類や目的があることを知り、
今まで提供していた行為は間違いではなかったのだと肯定することができるように
なりました！
また、２つめは、作家としての自分は、楽しくないのに根性だけで
続けている感じでしたが、
表現アートで、描くことが楽しいという感覚を得ることができ、
絵を続ける励みになりました。
もちろん今も（アートセラピーではない）作品作りは苦しいです。
でも、それでもいいのです＾＾
3つめは、表現アートは人に提供できる価値のある素晴らしいものだと
実感できたこと。
それは、今までご一緒してきた参加者の方が涙ぐんで喜ぶのを見たり、
自分自身がアートセラピーを提供して相手の反応を見て思ったことです。
いいワークショップや個人セッションをこれからやっていけるように、
人間性を磨く？とか、構成をやりやすいように考えるとか
試行錯誤していきたいと思います。
今、自分に足りないと思うのはアイメッセージ。
これは、自分の声なんて誰も求めていないと感じていた
もしくは、声なんてあげなきゃよかったと思われる時期が
昔あったからだと思います。
先日の自主企画アートセラピーワークショップを終えてからは、
今私はどんな気持ち？と自分に定期的に問いかけています。
これをセルフケアとして絵に残したりできればいいのですが、
そこは今後の課題です。
講座を経験しなければ今の気持ち、自分には一生ならなかったでしょう。
先生との出逢いとこの経験に感謝しています。
今度は自分が人に還元できたらと思います。
9月12日、13日自主企画のアートセラピーワークショップ開催！！
2020年9月12日、13日は自主企画の
アートセラピーワークショップを実施しました。
1日目は「自分の好きなところを見つけだし祝福する」ワーク
2日目は「なりたい自分を見つけ、わくわくしながら前進する」ワーク
です。
今回はコロナや台風の関係で1人の参加となりました。
1日目、参加者の方は初めてのアートセラピー体験と言うことで
不安もあるようでしたが、次第に質問をしてくださったり、
積極的にシェアをしてくださるように！
終わりの感想では、学生以来に絵を描いたが、
とても楽しかったと満足されたご様子でした。
2日目、集中して取り組まれ、
終わりには「今回の作品を見返して、今の気持ちを思いだし、
頑張っていけそう」との嬉しい言葉をいただきました。
私自身はワークを通して、
自信を持ちたい
人と堂々と接したい
安心した気持ちで日々を過ごしたい
といったなりたい自分を見つめることができました。
写真は1日目に作った、「子供の頃嬉しかったこと」を
表現したアートワークです。
私は小学生のときにいじめられっ子でしたが、
クラス替えを機にキャラチェンジをはかり、
友達の一人に「明るくなったね」
と何気なく言われたことがとても嬉しく印象的で
そのことを表現してみました。
喜んでくださる参加者さんを見て、
またワークショップをしたいという気持ちが湧いています。
機会がありましたら、告知しますのでぜひご参加ください。
アートセラピーのワークショップ体験で得たもの
久しぶりの更新です！
キルトラボさんの講座を一年間うけて、
ファシリテーターとしての勉強ができたのは
もちろんですが、
ひとりの表現アートセラピーワークショップ
経験者として得たものもあります。
私は絵を描いていますが、
絵を描くのが好きかと言われれば分かりませんし、
描きながら苦痛を感じることも多く、
それでも意地で続けてきました。
ワークショップで、絵を描くことが楽しいと
思えたことは、とても貴重な経験です。
そして私は今も絵を描いているし、
描き続けると思います。
もちろん絵を描くのが好きになった、
楽しくなったわけではありません。
苦痛もあります。
でも、何かが変わりました。
何かを取り戻せたような感じです。
皆さんのすきなこと、悩みはそれぞれだと
思いますが、アートセラピーを通して
何かに気づいたり、得たりしてもらえたら
嬉しいです。
アートセラピーは、いわゆる心の病気の人たち
だけのものではありません。
興味のある方は是非一度は
体験していただけたら嬉しいです。
表現アートを学んだわけ
私が小学生のとき、トリイ・ヘイデン、斉藤学、信田さよ子さんの本に
大きく影響を受け、人間がどのように育ち、そのような人生を歩むのかに
興味を持ちました。
進学を考えていたとき、医療系の大学院で、赤ちゃんの育て方の研究を
しているところがあり、医学系への進学を決めました。
自殺防止への取り組みにも興味がありました。
大学は病気で中退しましたが、心の病を抱えた方への気持ちは変わらないままでした。
斉藤先生のところで精神医学を学びたいという思いをずっといだいていました。
それと同時に、子供の頃親しんでいた絵を使って、
その方面で役に立てないかを考えていました。
そこで知ったのが、斉藤先生のところでアートセラピーをしていた
小野京子さんです。しかし小野京子さんの講習に通うには地理的に無理でした。
その後和みアートで資格を取り、パステルの講師を3年間行いました。
そのなかで、描くこと自体が癒やしになるのだろうか、
私になにができるのだろうかという葛藤は常にありました。
やっと九州で小野京子さんが学んだナタリーロジャーズの表現アートを
学べる機会をキルトラボさんからいただき、現在に至ります。
表現アートについて学ぶうちに、表現者、描く人としての自分が
解放されたのを感じますし、単純にワークも楽しかった。
和アートのような描くこと自体が癒やしになるやり方、
表現アートのように過程から気づくことで癒やしに留まらない
セラピーになるやり方などの違いを知り、
今までの和みアートの活動も、やってよかったと思えるようになりました。
うさんくさい、何か意味あるの？そんな方も、何か感じて、
楽しんでいただけるそれが表現アートだと思っています。
これから、いろんな方に出会っていけるのを楽しみにしています。
7月25日、26日 はじめてのアートセラピーワークショップ
＼はじめてのアートセラピー／
＼ワークショップ行います！／
日時 2020年7月25日(13時から16時頃)
26日(13時から17時頃)
場所 さんごさん(五島市富江町280-4)
準備物 3,000円(会場代、材料代として)
※一日間参加の方は1,800円
マスク着用
切り抜いても良い雑誌類(2日目参加の方)
※雑誌はなくても結構です
進行役：しろ
和みアートで3年間パステルの講師を務め、
単発の講座なども行う。
現在は表現アートの進行役を勉強中！
作家としての制作、個展等も行なっている。
★このワークショップは、ナタリーロジャーズ
の提唱した表現アートセラピーをベースにした
方法で行います。様々な表現様式を組み合わせ、
作品の良し悪しではなく制作の過程を大切にする
ことを特徴としています。
五島でおそらく初めての表現アートを
ベースにした方法で行います。
描いたり作ったりする楽しみの一歩先。
何か思いついたり気づいたりする喜びを
是非体験していただきたいです(^^)
申し込みフォーム
http://num.to/1600-0869-4718
もしくはQRコードからどうぞ！
問い合わせ先
ファシリテーターしろ art.therapy.blessing@gmail.com
よろしくお願いします(^^)
